4. 病院受診までの生活
私には3人の子どもがいます。
長女4歳、長男2歳、そしてお空に帰った第三子。
私の住んでいる離島では、1歳半からしか子どもを保育園に預けることができません。
そして、妊娠中の悪阻(つわり)も酷かったのと、介護の仕事をしていたことから、妊娠中から仕事をお休みさせていただいていました。
また、今までは産休育休で休ませていただいており、長男が保育園に入れるようになることから、8月中旬に育休中が明ける予定でした。
が、今回流産を経験し、身体と心を休めるためにも、一旦退職することにしました。
それからは家でゆっくりしたり、
家事をしたり、
ママ友と会ってお喋りする機会も増え、
時には思い出して泣きながらも充実した日々を過ごしていました。
やっと仕事について考えられるようになり、ちょうど旦那が働いている老人ホームの厨房の人数が足りないからやらないか?と誘われ、
9:00〜13:00 週2〜4回 土日祝日は休み
の条件の下、先月の1月中旬、
部署は違えども、同じ老人ホーム内の厨房に、久しぶりに仕事復帰したばかりだったんです。
久々に仕事をするという楽しさと、
初めての分野の仕事のワクワクと、
私が入ったことで、元々いる職員の方々が少しでも楽になれば、という意欲がありました。
それなのに、、、
なんでこんな時に。と思ったりもしました。
日々の痛む部位によって、“できないこと”のある日が出てくるようになりました。
例えば、手首が痛ければ重いものは持てないし、包丁やピーラーなども手首に負担がきます。
肩が痛ければ、エプロンの紐を後ろで結ぶこともできません。
幸い、厨房主任が私の旦那。
病気や痛みをちゃんと理解してくれて、できることだけでいいから、と言ってくれました。
あんなにやる気満々だったのに、
あんなにみんなに少しでも楽に思ってもらいたいと思っていたのに、
できることしかできない、という逆に迷惑をかけることになりました。
ですが、本当なら仕事しなくても良い状況の中、来てくれて有難いんだよと言ってくれて、なんとか今も仕事を続けています。
また、“できないこと”は、日常生活の中にもありました。
まず、朝は身体中が痛い。
布団から起き上がるまでに相当時間がかかります。
そして足裏の痛みが強いので、畳の上でも底が厚めのスリッパが必要です。
裸足で少しでも何かを踏もうものなら超激痛!
それがズボンの裾であれ、あの痛みはやばい。
たまに子どもが散らかしてそのままのおもちゃとか踏んでしまって、泣きそうになる時があります。
なので、靴下とスリッパは必須!
子どもたちを起こして、学校の準備もしないといけない中、ゆーっくりしか歩けません。
足裏の痛みとは毎日闘ってます。
そして膝が痛いと普通に歩けません。
足裏の痛みと重なると最悪。
手首が痛い時には、ドアノブが回せません。
なので、開けやすいような道具をつけました。
トイレの際のズボンの上げ下ろしも凄く痛い。
肩が痛いと手があがらなくなるので、
まず服の着脱が厳しいです。
髪の毛も結べないです。
洗濯物も干せないです。
手指が痛いと財布から小銭が出せないです。
握力もなくなるので、何かを持つこと、つまむことができないです。
トイレでの拭く動作がめちゃめちゃ痛かったりします。
おはしを持つことがつらい時もあります。
今動き盛りの長男、力もあるし蹴られることもあるので、着替えやおむつ替えが恐怖です。
できなくなることを挙げればキリがないです。
その中で、その日の痛みの状況を踏まえ、できることをしていく。
という感じです。
できないことは、全て旦那がカバーしてくれています。
それは本当に有難いです。
感謝しかないです。